Zygen NP-01レビュー(新しい形状の左右非対称ゲーミングマウス)

デバイスレビュー
 

日本のCS界のレジェンドのnoppo氏のZygenいうブランドとVAXEEというプラットフォームがタッグを組んで作られたマウス。VAXEEは販売プラットフォームではありますが、マウスの設計に携わっているのはあのZowieマウスを作り上げた人など実績から見ても大注目な製品です。日本販売では6分で売り切れ、その注目度の高さがうかがえます。そんな通称「とんでもないマウス」はどういうマウスなのか、見ていきましょう。
①形状、握りやすさ
ZowieマウスのS2の左側を膨らました感じのサイズ感と形状です。この製品の狙いとしては多くのエルゴデザインのマウスは高い位置に親指が固定されるために手首の自由度が低くなる、そこの改善です。その狙い通りエルゴマウスのフィット感も残しながら手首の置いている位置は左右対称マウスのようなものとなっています。
持ち方も色々な持ち方が可能ですがやはりかぶせ持ちが一番しっくりきました。ただ、つまみ、つかみ持ちもマウス左側のふくらみのおかげで安定度が高く感じました。ただ、前述したようにS2に似たサイズ感ではあるので大型マウスしか受け付けないような人はあまりしっくりくるものではないかと思います。
②重さ、ケーブル
75gと平均よりちょっと軽い程度。ちょうどいい感じと感じる人が多いと思います。特にZowieマウスからちょっと使ってみようかなという人には急に軽くなってセンシを調節するなどといったことは必要ないと思います。
ケーブルは敢えて芯を残したパラコードケーブル。ケーブルの付け根が上向きになっているのもあってマウスバンジーを使うとケーブルが一切マウスパッドに触れないようにすることがかなり容易にできます。うまく調節するとワイヤレスマウスと遜色ない操作感だと思います。
③クリック感、プラグアンドプレイ
メインサイドともに良好ですが、ホイールを回す音が大きいです。またホイールクリックがかなり重いです。メインクリックの重さに左右で差がある個体もあるようですが自分は均一に感じました。ここは素直に初期ロットによる不具合の一つだと思います。
この製品もZowie製品と同じくPCに刺しただけで使えます。DPI、ポーリングレート、クリックの応答速度、LODなどと設定できる項目は進化しています。
④クリックの応答速度、LOD
2ms、4ms、8msと3種類から選べます。個人的には4msが一番安定しつつ速さも両立出来ると感じました。
LODはデフォルトで低設定ですがもっと伸ばすことも可能です。自分は低が一番よく感じましたが中、高に設定することで別売りの厚めのソールに変更するときやマウスパッドを変えたけど何か違和感がある、などというときに設定を見直すのもいいかと思います。
ただ、LOD設定の変更方法はとてもややこしいのでホームページ参照が必須です。
⑤ソール、センサー性能
ソールは、上と下に大型のが貼ってあるタイプ。結構滑りやすく感じました。ただ、止めにくい訳ではありません。デフォルトソールの厚さはマウスパッドによっては薄く感じる可能性があります。
センサー性能は、使ってみた感じでは特に違和感なし。誤作動もカーソル飛びも一切ありません。
⑥グリップ感、コーティング
グリップ感は結構よく感じます。しっかり手に張り付いてくれる印象。それなのに手の跡も残りにくくなっているので素直に嬉しい点。
⑥総評
とても期待されて販売開始されていてそのハードルの高さはとても高かったと思いますがそれをちゃんと超えてきた、と思います。初期ロット特有の不具合なども報告されていますが、私に届いたのは不具合はなかったと言えますのでこのマウスの現時点での完成系を見れたのかな、と思います。ホイールやLOD調整を簡単にしてほしいなどという要望はありますが7000円ほどのマウスでこのこだわりと完成度の高さは他に類を見ないと思います。

コメント