Westone UM Pro30について語らせてくれ(一応レビュー)

イヤホンレビュー

①このイヤホンとの出会い
とある日、eイヤホンというイヤホン専門店に行ってBA型のイヤホンを漁っていたのですがそこで店員さんにお薦めされたのがこのイヤホンでした。試聴した時におっ!ってなりましたが新品だとかなり高価な為中古で美品を掴むことにして、無事に購入しました。そしてここ最近だと1番出番が多いイヤホンになってますね。

②色々な仕様について
まずこのイヤホンBAが3つ乗ってます。各帯域に1個ずつって感じで3wayってやつですね。
端子はmmcx、僕の買ったものはRedesign modelと言うものでこのモデルだったら一般的なmmcxのリケーブルができるようですが私は純正ケーブルで満足してるのでしていません。
ステムが細軸なため、イヤピ選びは工夫が必要ではあります。ただfinalのイヤーピースを買った時についてくるアダプターを使うと一般的な太さも使えるようになります。ただ純正イヤピもかなり完成度が高いです。
再生周波数帯域は20〜18khz、今流行りのハイレゾ対応ではありませんがそんなの黙らせる音質があります。
入力感度124db、インピーダンス56Ω。
ってなってますが結構色んな環境で鳴ってくれます。低出力、高出力な2つの環境で試しましたがどちらも音をきちんと鳴らしてくれました。

③音色
まず一聴して思ったのは音がこもってるのかな、そう感じました。しかし、よく聴き分けて耳が慣れてくるとこもっているというか少し角が取れたような音かつ暖かみがあるだけで一つ一つの音が粒だって見えてくるように思えます。このイヤホンはインイヤーモニター(IEM)、ライブなのでも使われる部類のイヤホンなのでプロの世界ではこういった音の捉えやすいものが必要なのかな、と。
ただそういうイヤホンって低音がちょっと抑え目だったりってイメージがあると思うんですけど、このイヤホンの場合低音もしっかり3BA構成のおかげで出ています。
又、人の声の帯域の表現力は非常に高いかな、と。
ただ突き抜けたような高音は出ません。そうではなく、前述の通り聴き疲れしにくい部類の高音ではあります。
各帯域バランスよく鳴らし、その繋ぎ目の違和感なんかも生じません。

④その他
装着感はかなり良好です。遮音性も結構高い部類です。純正ケーブルの取り回しも良くて、イヤピも純正品の品質が結構高い為、買ったらそのまま使えるレベルです。westone、すごい。

⑤総評
ウォームな音、解像度高い、そこまで広くないけど音の位置がはっきりわかるサウンドステージ。こんな感じのイヤホンです。
名器名器、と噂では知ってましたがすっかりこのイヤホンの虜になりました。

コメント